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社員対談:

「営業 × 開発 」技術力を裏づけした提案型営業が新たなビジネスチャンスを創出!

プロジェクト概要

営業部に所属する田村は、開発部員でほぼ同期の植松とともに、クライアントの一つである食品メーカーに新たな商品の開発提案を行った。当初、提案による反応は鈍かったものの、植松とともに交渉を重ることで、商品化が決まった。しかし、クライアント先にて製造に関する問題が発生。発売予定日に向けてタイトなスケジュールの中、田村は営業面で、植松は技術面での調整に奔走した。その結果、無事に新商品が大手スーパーの店頭に並んだ。営業的にも大きな取引につながり、日成共益ならではの営業部と開発部のコラボレーションが、1年半近い長期の案件を見事成功に導いた。

試作品を持参するも苦戦。

まず、本案件のきっかけから聞かせてください。

田村 お客様との会話の中で、「何か新しい商品をつくりたい」という話が出た時、新しいビジネスチャンスだと思いました。原材料を販売するだけでなく、新商品の提案ができることが日成共益の強みですから。そこで、開発部の植松に相談したんです。

植松 ちょうどその頃、当社の原材料を使った新しいタイプの商品開発に取り組んでいたので、田村からの相談を受けて提案させて頂こうと思いました。

田村 私も「これはいける!」と直感で思いました。早速、植松に試作品をつくってもらい、二人で先方を訪ねたのです。

植松 でも、最初はほとんど興味を持っていただけなかったんですよね。当時そのタイプの商品はまだ目新しく、大手メーカーでもあまり製品化されていませんでした。それもあって、消費者に受け入れられないという判断があったのだと思います。

設備面が原因の問題解決に奔走。

その状況をどのようにして打開していったのでしょうか?

田村 とにかく粘り強く交渉を続けながら、植松には何度も試作品をつくり直してもらい、持参しました。そのかいあって、クライアントが試作品をとても高く評価してくださり、「これに近いものをつくりたい」と言っていただけるところまで至ったのですが、今度は先方の開発部門で試作品と同じものをつくることができないという問題が発生してしまい……。

植松 その話を聞いて、クライアントに足を運んでヒアリングをしたところ、日成共益のラボとお客様の工場の設備面の違いが原因だとわかったのです。どういった試作品をつくれば、同社工場での生産ベースで再現可能かなど、しっかり把握していなかったことを反省しました。それから、クライアントと技術的なやり取りを何度も繰り返し、改善を重ねていきました。

田村 商品の発売時期がほぼ決まっていたので、二人とも何とかしなければならないという緊張感でいっぱいでしたね。

それぞれのカタチでやりがいを実感。

無事に商品の発売日を迎えた時はどんな気持ちでしたか?

田村 大手スーパーの店頭にその商品が並んでいるのを見て、感動もひとしおでした。自分が関わった商品は必ず買いますが、その時はいつもよりたくさん買った覚えがあります。

植松 私も何個も買いました。自分の仕事が「商品」というカタチになるのはうれしいですよね。

田村 やはり営業としては、取引額の数字の大きさを見た時、あらためて仕事のやりがいを実感しました。

植松 開発部の立場からいうと、最終商品を開発するプロであるお客様が、技術面で私のことを信頼していろいろと相談してくださったことが一番うれしかったですね。

田村 営業と開発で時にはぶつかり合うこともあったけど、徹底的に本音で話し合えたのがよかったんじゃないかな。

植松 私もそう思います。大事なのは、情報共有と着地点を見つけることです。

田村は現在、食品材料第1部で営業として活躍中。植松は開発部でキャリアを積み上げている。二人は今でも連携して、原材料用途や商品の提案に取り組むという。「商品を提案する際は、“わかりやすさ”が重要です。試作品をつくれる機能を自社内に持っていることは大きな強みです」(田村)、「技術力を兼ね備えた商社であることが日成共益の特徴の一つなので、今後も私たちから発信する提案を増やしていきたいですね」(植松)。

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